大阪私立高校 全102校紹介

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概要

大阪私立高校 全102校紹介

大阪の私立高校を卒業後、夢をかなえてさまざまな現場で働く先輩に、仕事のこと、私立高校の魅力について聞きました。私立高校出身者interviewバトントワリングの部活を通して食の大切さを実感私が管理栄養士を志したのは高校2年の頃。進路で悩んでいたとき、担任の先生が将来の就職のためには資格を持っていたほうがいいと、たくさん持ってきてくれた資料の中で目に留まったのが管理栄養士でした。中高の6年間、部活動でバトントワリングをしていたので、自分の健康管理や体形維持のためにいかに食事が大切かを身をもって感じていたことも大きな理由です。私の通う高校では3年次は将来の仕事を見据えたコース選択制だったため「食物栄養コース」を選択し、大学での管理栄養士専攻進学に備えました。病院に勤務する管理栄養士の主な仕事は、糖尿病、腎臓病など疾患によって変わる病院食の検品や、毎月1、2回、季節ごとの伝統行事などの際に出される行事食の献立の作成です。今年で管理栄養士として2年目に入り、いよいよ行事食の献立を任されるようになりました。病院食という制約のある食事の中で、どれだけ季節感を出して喜んでもらえるか。患者さまの立場に立って考えるのはとてもやりがいがあります。今思うことは、高校時代の部活や勉強、すべてが現在の仕事につながっているということです。高校時代からの夢だった管理栄養士。一生の仕事にできるよう、たくさん経験を積んでいきたいですね。挑戦できる自分をつくってくれた海外留学と部活動弁護士になって6年。自分の知識と経験で、日常生活で様々な問題を抱える人たちの手助けになれることに、やりがいを感じています。中高一貫校に通っていた当時、悪友と一緒に生活指導の先生に怒られました。弁明したいことがあるのに、気が弱くてできない。そんな性格ですから、弁護士にはなれないと、挑戦することさえ、あきらめていました。自分を変えるきっかけはアメリカ留学。高校3年生の時、視野を広げたくて、「留学制度」を利用してミネソタ州へ1年間留学しました。多くの人の考えに触れ、自分自身の夢をもう一度見つめ直し、「将来は弁護士になって困っている人を助けたい」という夢に向かって努力すると決意しました。司法試験は5回目で合格。挫折するたび、弁護士になりたいかを自分に問い直し、やらずに逃げたら一生後悔するぞ、と言いきかせて挑戦を続けました。この粘りは陸上部での部活のたまもの。努力を続ければ、自分に納得のいく結果が得られることを学びました。今後も努力して、相談者に適切な助言ができる弁護士であり続けたいです。相談者に安心と笑顔を与えられる弁護士になること、それが今の私の夢です。仲間との切磋琢磨が生んだ熱い友情と団結力叔父はボクシングの世界チャンピオンでめちゃめちゃカッコ良くて、小さい時は僕のヒーローでした。父もボクサーという環境で育ち、中学1年でボクシングを始めた時には世界チャンピオンになると決めていました。高校に行くつもりはなかったんですが、アマチュアボクシングを経験したかったら高校へ行かなければいけないとわかって、名門ボクシング部のある私立高校へ進学しました。頭にはボクシングしかなかったけど、進学するために苦手な勉強もしたし、入学してからは男子校だから熱い男友達も増えたし、先生方も気さくでした。ボクシングに集中できて、学校生活も楽しめて、最高の環境だったと思います。ボクシングは個人競技だけど、仲間と一緒に切磋琢磨し、結果を残すとお互い刺激になって団結できて、本当に楽しかった。部活ならではの魅力が体験できました。今も一緒に頑張っている友達もいるし、クラスや部の仲間、先生方もずっと応援してくれています。僕にとってボクシングは、リング上の2人が大勢の人に注目してもらえて、強さを証明できて、そして自分が輝ける場所です。一つ目標を持ってひたむきに努力したら、結果がどうであろうと決して無駄にはならない。だからチャレンジする勇気を常に持っていたい。2階級制覇の次は、3階級制覇、4階級制覇を見据えて頑張りたいと思います。7